ビジットジャパンキャンペーンと呼ばれる、日本への外国人観光客誘致が積極的に行われてから数年。
目覚ましいほどの外国人観光客数の増加がみられました。
東日本大震災の影響により2011年には観光客数が一時期停滞をした部分もありましたが、その後すぐに反転し、今や過去最高の人数が日本を訪れるようになっています。
かつては来日外国人数1000万人を目標としていた時期もありましたが、2016年には2000万人を突破しそうな勢いとなっています。
そうした中で日本でビジネスをするならば、来日する外国人観光客を相手にしたビジネスを行うことが成功のカギとなるでしょう。
外国人と日本人の違いは何か、それは「言語」です。
多くの外国人が日本を訪れたときに直面する悩みは言葉の壁でありますが、この壁を突破することによって、大きなビジネスチャンスにもなるのです。
一般的にはパックツアーなどで訪れる外国人がいまだに多いのですが、二回以上日本を訪れている外国人は、多くがFIT、つまり個人旅行で訪れています。
そうした人たちは旅慣れており、パックツアーのような手厚い添乗員ほどは求めていないのですが、ときには日本語の壁にぶつかることもあります。
そうしたときにサポートする通訳を派遣するビジネスは今後成長する可能性があるのではないでしょうか。
そうした通訳を確保するのが課題ですが、言語を学ぶ専門学校などから受け入れることなどによって、確保することもできます。
そして、国内の旅行会社の中でも、外国語対応できる人材を求めているところはたくさんありますから、そうしたところに派遣をしてあげると喜ばれることでしょう。
日本人の中で外国語を話せる人、あるいは外国人の中で日本語を話せる人は結構いるものです。
学校と連携し、多くの外国人とともにビジネスを展開していくことができれば、きっと通訳というかたちからですが、広く国際交流するきっかけにもなるのではないでしょうか。