五月人形は男のお子さんがいるご家庭ではちょうど5月5日の端午の節句に向けて出す、と言うのが一般的となっています。
雛人形に比べるとそれ程パーツが少なかったりする場合もあるので、比較的出しやすいと感じている人もいるでしょう。
ただ実際にはいつごろ出すべきか、またいつしまうかと言う事が分かっていない人も少なくありません。
まず一般的に五月人形は春分の日を過ぎた頃から出します。
ただそれよりも前に出したとしても何ら問題はないし、人によってはGWに入る頃に出すと言う人もいます。
とりあえず出す事が出来るタイミングを見計らうと言う事が重要です。
またしまう時期に関してですが、雛人形の場合は3月4日になってもそのまま飾っておくと結婚するのが遅れてしまうと言う様な事を言われる事がありますが、五月人形に関してはそういった事を気にする必要はありません。
ただ収納する時にジメジメとしている場合はどうしても人形自体が水分を吸収してしまっている状態になる為、出来るだけ乾燥している時に出すと言うのが基本です。
後は、五月人形を扱う時には必ず手袋を利用すると言う事です。
人形と言うのは基本的にとてもデリケートです。
また人の掌には皮脂が付いており、それが人形に付着してしまうとそこから色が変色してしまう事も珍しくありません。
しかもある程度の年月が過ぎてから変色し始めてしまうので、汚れた時には全く気付く事が出来ないと言うのが難点だと言って良いでしょう。
その為、出来るだけきれいにしておきたいと思ったら出す時、しまう時両方とも手袋を利用する事が重要となります。
そうすれば皮脂等で汚れてしまうと言う事もありません。
またもう一つ気にしておきたいのがホコリに関してです。
飾っているとどうしても表面をホコリが覆ってしまう事がありますが、そのままにしておく事はやはり良くないので、出来るだけきれいな状態にする為にもこまめにホコリを落としておきましょう。
詳しくはココ⇒五月人形 コンパクト