1)夢のマイホームをかなえるための第一歩
注文住宅を建てたいと考え、まず何から始めようかと思った時に思い浮かぶものとして、住宅展示場が挙げられます。
実際の住宅を見ることができ、夢のマイホームをかなえるための第一歩ともいえます。
しかし多くの地域に存在していて、どこの展示場にいつごろいけばよいのかわからないという人も多いものです。
住宅展示場なんて、どこに行っても同じだと思っている人もいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
多くの住宅を見るために歩き回り、そのたびに営業マンから話を聞き、終わった頃にはぐったりと疲れてしまいます。
このためタイミングと場所をじっくり選んだうえで、狙いを定めることが重要です。
2)住宅展示場を選ぶ際のポイント
住宅展示場を選ぶ際のポイントとして、まず挙げられることは、自分の希望の目的の工法を扱っているメーカーがあるかどうかということです。
注文住宅といっても、どのような工法で建築予定なのかによって、建物の値段や特徴についても大きく変わってきます。
そこでまず重要となることが、どの工法で建てるハウスメーカーをみたいのかを検討します。
考えられる注文住宅の工法としては、木造建築、重量鉄骨や軽量鉄骨、鉄筋コンクリートなどがあげられます。
それぞれの工法によりメリットもあればデメリットもあり、さらにできることもあればできないこともあります。
もしも住宅を建てるにあたり、特殊な要望があれば、この段階である程度の工法が限られてくるとも言えます。
3)住宅展示場内での立地
そして二つ目のポイントとしては、住宅展示場内での立地が挙げられます。
多くの人が通る通りの正面にあるハウスメーカーほど、おすすめと言えるでしょう。
これは展示しているハウスメーカー側になって考えれば分かりやすいことですが、よく考えてみると住宅展示場という場所は、ハウスメーカーにとっては場所を貸しているところと言えます。
立地が良ければよいほど賃料が高い傾向にあり、しかしこのような場所であればお客さんも多く入ってくることでしょう。
そのため良い営業マンがいる可能性も高まります。
反対に奥の方にありあまり人が通らない通路のような場所にあれば、その反対のことが言えるでしょう。
どこの展示場に行くのかが決まった場合には、事前に展示場の配置図をインターネットなどで検索したうえで行った方がよいとも言えます。
これらを踏まえたうえで、お目当てのハウスメーカーが人通りの多い場所に立地しているかどうかを確認することが大切です。
4)何曜日に行くのがおすすめ?
そして何曜日にいけばよいのか悩む人もいるかもしれません。
特におすすめの曜日としては、やはり週末や休日に行くのがよいと言えるでしょう。
さらに良い時期としては、人が多くなることが予想されるイベントが行われる時を選んでいくのがおすすめとされています。
これについてもハウスメーカー側の立場になってみればわかることでしょう。
多くのお客さんが来ることが予想される場合には、営業マンの人数も増やすものです。
これにより、評判の良い営業マンにあたる可能性もぐんと上がります。
注文住宅を建てるにあたり、営業マンの相性も非常に重要です。
最初の出会いで半分が決まってしまうといっても大げさではないでしょう。
反対に平日となると、お客さんはほとんどくることはありません。
このような所に評判の良い営業マンを回すかどうかは、わかりきっていることです。
もしもハウスメーカーの立場になれば、このようなことは絶対にしないでしょう。
お客さんが少ないことが分かっているのであれば、営業マンの人数も少なくなり、場合によっては、すべてを一人でやっているケースも見られます。
5)一晩泊まれるモデルハウスがある
そして選び方のポイントとして、一晩泊まれるモデルハウスがあることを頭に入れておきましょう。
ハウスメーカーによっては、展示場だけではなく、一晩宿泊できるモデルハウスを設定しているところもみられます。
このようなものがあれば、積極的に利用したいところです。
生活を体験できるだけではなく、細かい部分にまで触れることもできるでしょう。
必要ならば、メジャーで様々なところの計測もできます。
気にいったところがあれば、細かくサイズを測っておいたり、写真に撮って残しておくのもよい方法です。
6)まとめ
真夏や真冬などの時期を狙うことで、性能を見ることもできます。
多くの住宅展示場では、来場者にアンケート用紙を渡されることがほとんどです。
ここには住所や氏名、電話番号を記入する欄がみられますが、これは何に利用するものなのかというと、その後の営業活動に利用するものです。
たとえ手渡されたとしても、すぐに記入するのではなく、帰り際に渡すといって、そのまま手に持ったまま見学をしてみた方がよいでしょう。
見学を終えた後に、この家は候補にしてもよいと思った場合には、すべての欄に記入をしておきます。
依頼する可能性は低いけれども、情報は手に入れておきたいと感じるのであれば、メールアドレスだけを記入しておくといったスタイルでも問題はありません。