募金活動の準備
募金活動はそのまま始められるものではなく、街頭で行う場合は許可を取る必要があります。
誰に許可を取れば良いのかというと、募金を行う場所の土地の所有者となります。
公有地の場合も道路使用許可書というものを警察署に提出しなければならないため、勝手に活動を行うことはできません。
許可に必要となるものとしては、募金活動趣意書、道路使用許可申請書の二つがあり、他にもどのような方法で活動を行うか、どの場所で行うかがわかる書類も提出する必要があります。
許可がおりるまでは少し時間がかかり、最低でも1週間は必要となります。
そのため、活動をすると決めたらなるべく早くに申請するようにしたほうが良いでしょう。
他にもお金を入れるための募金箱が必要となりますが、こちらは段ボールなどで作成することもできます。
自分達で作る以外にも、インターネットで募金箱は販売しているため、そちらから購入するという方法もあります。
募金箱には特にルールなどはないため、どのような箱でも大丈夫とされています。
募金だとわかってもらうことが大切
ただ、募金箱とわかるような箱を用意するようにしましょう。
募金をより多く集めるためには、事前にインターネットなどで呼びかけるという方法もあります。
呼びかけるものとしてもホームページやSNSなどを使用して実施する場所や日時などを公開するようにします。
実施する場所も重要となり、人通りが少ない場所ですと募金の金額が少なくなってしまいます。
ベストな場所としては人が往来する歩道となり、駅の近くなども有効な場所となります。
場所の次に、お金の使われ方について記載をしていないと募金が集まりにくくなってしまいます。
お金の使われ方以外にも、どこに寄付をするのかも明確にして提示するようにしましょう。
分りやすくするために大きな紙やポスターを用意するという方法もあります。
街頭で提示する以外にも、インターネットで公開する際にもこれらを提示しておくようにします。
募金活動を行う際にも、募金をしてもらうためにメッセージを伝えなければなりません。
日本unicefほどの知名度があれば募金も集めやすいとは思いますが、そうでない場合はある程度のメッセージが必要になってきます。
そのため、どのような想いで募金を行っているかなどのメッセージを事前に考えておくようにします。
募金を集める方も選ぶ必要があり、若い方のほうが募金が集まりやすいとされています。
また、募金を集める方の服装や髪型も重要となります。
髪を明るめに染めていたり、ピアスをしている場合はそちらを直すようにしておきましょう。
服装に関しても清潔感のある服装を着用して募金活動を行うようにします。